有線・無線LANブロードバンドルーターの選び方
用語解説
このあたり用語が非常にややこしい、製品を購入するにあたって迷うところが多いので違いを整理しよう
- ハブ、スイッチングハブ⇒厳密には少し違うが単にハブと言えば今の時代スイッチングハブの事を指す。ルーター機能を有するモデムを持っている場合 ハブを購入するだけで複数のパソコンをLANにつないでインターネットができるようなる。
- 有線LAN、有線LANルーター、有線LANブロードバンドルーター⇒ルーター機能を有するハブと考えれば良い
- 無線LAN,無線LANルーター,無線LANブロードバンドルーター⇒無線でノートパソコン、PSP、iphoneなどをインターネットに 接続する事が可能。ただし基本的には有線の方が速い。ハブ機能、有線LAN機能も備える。
ルーターって何?
おそらく↑の説明を見てルーターって何だ?と思った人もいるかもしれない。ルーターについて詳しく説明するとIPアドレスとかNATとか専門用語が
たくさん出てきて一般の人はついて来れないので簡単な説明に留める。ここでは複数のパソコンをインターネットに
接続するために必要な機器と単純に考えてもらいたい。
モデムがルーター機能を有するか?
まずモデムとはアナログ信号をデジタル信号へ変える機器で、回線を契約したときに付いてくるものである。モデムがルーター機能を有する場合はハブと LANケーブルを購入してパソコンと接続すれば、ハブのポート(LANケーブルの差し込み口)の数だけ機器をインターネットへ接続することが可能である。 次にハブがルーター機能を有していない場合は複数のパソコンをインターネット接続することが不可能であるためルーターが必要だ。
モデムがルーター機能を有しているか調べる方法
コマンドプロンプトを立ち上げ(スタート⇒すべてのプログラム⇒アクセサリ⇒コマンドプロンプト) ipconfig /allと入力する。その結果192.168.×××.××× (×××.×××には例えば0.11など数字が入る)という出力がどこかで出てきた場合、それはルーター機能を有している。即ち有線接続を考えた時に ハブさえ買えば複数の機器をインターネットに接続することができる。
迷ったら無線LANルーターを買っておけ!
ここまで書けば一通り何を買えば良いかわかると思うが、大は小を兼ねるという発想ならば無線LANルーターを買っておけば 安心である。無線LANルーターは有線でも機器を繋ぐことができる上、ハブの機能も備えているからこれを買えば間違いはない。
無線での接続は遅く、不安定
無線でインターネットに接続する場合、有線で接続する場合と比べて速度が遅く、不安定な場合が多い。動画を見る程度ならば十分であるが。大容量の コンテンツをダウンロードするという用途に関しては有線の方が速くて快適である。また1階にある無線LANで電波を2階 まで飛ばすという場合、ほとんど速度が出なく、Youtubeの動画も満足に見られないという場合もある。無線LANの電波がどれくらい飛ぶのか は製品によるので、遠いところまで安定的に電波を飛ばしたいような場合は良い無線LANルーターを購入しよう