大学生がパソコンを初めて選ぶ時に知っておきたい事

大学生からはじめて自分用のパソコンを持つという人は多いと思う。

しかし、今までほとんどパソコンに触れたことがない、あるいは家族用のパソコンをたまに使って動画を見ていただけという場合も多く、そのような場合にはどのようなパソコンを買えばよいのか分からないと思われる。

そこで大学生が初めてパソコンを買うという状況を踏まえ買うべきパソコンをおすすめしようと思う。

13.3インチ、14.1インチ程度のノートパソコンを選べ

大学にノートパソコンを持っていき、図書館やカフェでレポートの作成を行うという時がある。

最初は自宅や下宿だけでパソコン作業をやれば良いかなどと思っていても、家には別の誘惑が多すぎて中々着手できない、あるいは単にだらっとしてしまいやる気が出ないという事も多くなる。

そういった場合は気分を変えて外に出て作業を行いたくなってくるものである。

友人と一緒にレポートを作成することもあるため持ち運びができるに越したことはない。

よってノートパソコンをおすすめしたい。

ただしあまり画面を12.1インチなど小さくしすぎると今度は肝心な作業が行いにくくなるためおすすめしない。13.3インチか14.1インチ程度がベストである。

15インチ台は頑張らないと持ち運べないため購入からは除外すべきである。

家の中の色々な場所でノートパソコンを扱いたいという理由ならば15インチ以上でもよいが持ち運び目的で購入すべきではない。持ち運べる重さの目安としては1.5キログラム以下(理想は1.2kg)であれば男女とも快適なのではないかと思う。

解像度は特にFullHDにこだわる必要はない

パソコンの画面やテレビの画面はドットと言われる点が複数集まって成り立っている。FullHDは横に1920ドット、縦に1080ドット(1920x1080)で成り立っている。

13.3インチ、14.1インチあたりのパソコンだとこのFullHD(1920x1080)とWXGA(1366x768)の2種類がある。

FullHDの方が細かく表示する事ができ、インターネットでWebサイトを見る時もより多くの領域を表示する事ができるのだが、問題は13.3インチという非常に小さい領域にあまり多くのコンテンツを表示しすぎると文字が小さすぎて見にくい

あまり小さい文字をディスプレイで見すぎると視力が落ちないかが心配である。そして結局は文字を拡大してみる事になる。

14.1インチでFullHDならば人によっては問題ないと思われる。ただしFullHDの解像度をWXGAに落としてパソコンを使う事が設定によりできるため、大は小を兼ねるという事でFullHDのディスプレイを選んでも良い。

Microsoft Office Home and Businessが入っているものを選べ

Microsoft Officeというのはマイクロソフト社のソフトウェア製品の事で、文章を書くためのワード、表計算を行う、グラフを作成するためのエクセル、プレゼンテーションを行うためのパワーポイントが含まれる。

それぞれレポート作成等に必ず必要となってくるソフトウェアのため必ず入れておく必要がある。

Microsoft OfficeにはOffice PersonalとHome and Businessの2種類が主に店頭で個人向けに販売されているが、Office Personalではパワーポイントが付属しないため、Home and Businessの方を選ぶとよい。

とはいうもののまずは大学のホームページ等でMicrosoft包括ライセンスを確認せよ

Microsoft Officeは必ず必要ではあるが、Microsoftが大学側と提携している場合には必ずしも購入する必要がない場合がある。

大学がMicrosoftと何らかの包括契約を結んでいる場合には無料あるいはかなり割安でOfficeを購入する事ができるので、まずは大学のホームページなどに行き、そのような契約を結んでいないかどうかを確認しておこう。

Microsoft Officeは安くないためお店で薦められるがままに買ってしまうとかなり後悔してしまう事になる。

大手国内メーカーは値段とスペックのつり合いに注意

NEC、東芝、富士通など大手国内メーカーのパソコンを購入しようとするのはあまりお勧めできない。

これらのパソコンは初めての人への安心サポート代が多分に値段に反映されており、パソコンの動作がもっさりと遅い割には値段が高い。

最初お店で触っている時に遅いと感じる事は少ないかもしれないが、使用しているうちに常駐するソフト、即ち裏でウイルススキャンを行うソフトなどが増えていき次第にもっさりと感じるようになってくる。

メールとインターネットだけを主な用途とするならば低い性能でも良いかもしれないが、Officeを動かしつつインターネットを閲覧して、音楽を裏で再生してと使っていくとたちまち動作が遅くなってしまう。

特にOfficeソフトはそれなりに重いので、レポート作成中に強制的にアプリが終了したなんてことになると再び宿題のやり直しをする羽目になってしまう。したがって極力予算の範囲内で性能の高い機種を選んでおきたい。

この意味では性能のわりに値段が高い大手国内メーカーのパソコンはあまりお勧めできない。大学生の頭が柔軟なうちにパソコンの簡単なトラブルは検索などで自力で解決できるようにしておく事が望ましい。

ともあれサポートの充実に費用を払うぐらいならばその分性能にお金をかけて快適なパソコンライフを送った方が良いだろう。

スペックはメモリ8GB、CPU Core i5、SSD搭載256GB程度

上記以上がお勧めできるスペックである。メモリは作業を記憶しておけるスペースにあたる機能で、これが大きいほど複数の作業を行っていても動作が安定する。

4GBはこの複数作業で動作が遅くなることが多いため、8GBが望ましい。

次にCPUはパソコンの頭脳に当たるものでインテルのCore iシリーズという製品がパソコンに搭載されているCPUとしてはメジャーなものである。

Core i3, Core i5, Core i7と数字が増えるたびに高性能になっていく。Core i5以上のものであればもっさりと感じる事が少なくなり、キビキビ動くなという印象が強くなる。

最後にSSDであるが、これはパソコンの動画や写真などのデータを保存しておくためのものである。

パソコンにはHDD(ハードディスク)とSSDという2種類の保存タイプ(ストレージ)があるが、SSDはHDDと比べ寿命が長い、壊れにくい、軽いという長所があり、一方で容量の割に値段が高いという欠点がある。

ハードディスクは衝撃に弱く、落としてしまったり人にぶつかったりすると壊れる可能性が高い。よって重要なデータを守るためにもSSDの搭載は必須である。

容量についてはスマホを使っていると思うので大体検討はつくかもしれないが、256GB程度あれば大抵は十分である。

万が一容量をオーバーしそうであっても、動画や写真はオンラインのクラウドサービスに上げてしまう、あるいは外付けのハードディスクに移すなど容量が増えたときの対応策は後からいくらでもあるため、最初に使わない容量に対してお金をかけるという必要性は微塵も感じられない。

マウスは使えるので同時に買っておくと良い

ノートパソコンのキーボードの手前にあるノートパッドでカーソル(矢印)を操作するという作業は思いの他疲れる。マウスの方が断然使い勝手は良いため、マウスの持ち運びに差支えが無ければ買っておくとよい。生産性は明らかに上昇し、時間短縮にも繋がる。

光学ドライブは一つもない場合は取りあえず付けておけ

CDやDVDを読み込むための光学ドライブ。音楽CDの取り込みや、レンタルショップで借りてきたDVD、BD(ブルーレイディスク)の再生、友人とのファイルデータのやり取りなどで使用する機会も多いため付けておいても良いと思う。

音楽も動画もストリーミングで再生して光学ドライブはごくまれにしか使わないのであれば敢えてつける必要もないが、迷ったら付けておくのが無難かと思われる。

あるいは外付けDVDドライブで代用するのも手である。光学ドライブを搭載するとパソコンがその分物理的に重くなるためこの代用手段は非常に賢い選択である。

ともあれここは個人のライフスタイルによるところもあるので選択肢の提示まででとどめておこうと思う。

バッテリー寿命は公称値の7割と思え

メーカーのホームページを見て6時間電池が持つから十分だなどと思っていては甘い。

パソコンは使い方によって電池の消費量が決まるが、大抵メーカーのスペックは通常の使い方と比べてかなり緩い電池の使い方をもとにして作られている。

よって6時間電池が持つと書かれているパソコンの本当の寿命は4時間強と見ておく必要がある。

おすすめメーカー

デルHPが大学生が初めて手にするパソコンとしてはコストの面から手ごろと言える。

大手国内メーカーのものを選ぶ場合はデザインが気に入ってどうしてもそれじゃなきゃ嫌だ、というような人だけである。

服も次第に高価なものが売れなくなってきており、持ち物が個人のアイデンティティを表現するという時代はもう既に終わっている。

ならばハイスペックなパソコンを安価で手にして空いた時間をより豊かな社会生活へと投資するのができる大学生の姿である(笑)。

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